職人の素敵な急須でお茶を愉しむ

 ここ最近、朝と夜に毎日お茶を急須で濁し飲む習慣が出来たのですが、お茶というのは本当にホッと出来る風味があります。もちろんコンビニなどで売っているペットボトルで喉を潤すのも良いのだけれども、茶葉にお湯を注ぎじわじわとお茶の成分が溶け込む事を想像しつつ口にする時ののど元から食道に通う感覚が癖になるのです。

 そんな折、いつもの様に六本木ヒルズにあるインテリアショップ“BALS TOKYO”に立ち寄った際に職人の手で施されたいくつもの素敵な急須を目にしたので紹介させて頂きます。それぞれの職人の感性や持ち味を、それぞれの急須で入れたお茶を飲む時に幾分にも想像をかき立ててくれます。

Continue reading

世界を旅する3Dアート「AKI INOMATA」

 昨年に家庭向けの3Dプリンターが販売されたり、拳銃が3Dプリンターで製造出来てしまったりと、数年前までは大手企業の工業製品を製造する為に使用されていた3Dプリンターの話題が徐々に身近なものになっています。

 今回は3Dプリンターを使いアーティスト活動をされている「AKI INOMATA」さんの作品をご紹介させて頂きます。何事もアイデアとは言え、そこはやはりアーティスト!発想が実に面白く、見ている人をワクワクさせてくれます。年齢も近いので親近感も湧くし、分かりやすい作品ながらも見入ってしまう作品の数々。グループ展など数々の展示会を行っているそうです。

Continue reading

世界を旅する 愛ある表現写真「follow me」

 最近はめっきりFacebookよりもInstagramに普段のあれこれをUPする事が日課になった僕ですが、そんなInstagramで話題になっている方の写真を紹介させて頂きます。

 その方はロシアのフォトグラファー「Murad Osmann」『follow me』という連作です。

 世界中を旅しながら彼女であるNataly Zakharovaさんを被写体として、その国や土地の風景を抜群に活かした写真になっています。題名である『follow me』の通り、彼女と共に手を引かれ今にも写真の世界に飛び込んでしまいそうなイメージとなっています。

 とにかく素敵な写真ばかりなので一部を紹介させて頂きます!とってもセクシーでラテンな彼女にもうっとりするはずです。

 

Murad Osmann

http://instagram.com/muradosmann

旅と生活と写真「follow me」1 Continue reading

圧巻!!写真よりもリアルなボールペン画

 僕が写真や絵に求めるものは、目に見えないものを感じる事が出来る様に作られている事。人為的な作業が加わるという事は、そこに何らかの意図があり目的が必ずあっていいはずで、自然や動物の本能などとはまた別の試行錯誤や意図が汲み取れるものだと思います。

 元々は絵を描く事が好きで、本気で画家やイラストレーターになれるかな?と考えた事もあったけど、海外に出てみて自分の立ち位置がはっきり分かり諦めた事があります。

 

 絵と写真って構図・構成といった白紙の淵がある中にどう当て込み書き出すかといった面でとても似ていると思います。異なる点としては、写真はどうやったってそこにあるものしか写し出せないけど、絵は想像力次第で書き出す事が出来ます

 ただそんな絵画であっても忠実に写実的に表現する事でアートを見直しているゲルハルトリヒターというアーティストが大好きで、個展を見た時にモネ以来のココロ震える感動があった事を憶えています。

 

 さて、今回はそのゲルハルトリヒターとは違いますが、彼に似たアート性をもったスペインの画家ジョアン・フランシスコ・カサスをご紹介。

 まずはざざっとその作品をご覧ください。
Continue reading