『ガンジス川に行ってみたいなー』
この気持ちが世界一周のきっかけになった事は最初の方に書いてあると思うけど・・・そう、その場所に遂に来てしまいました。インドに入国した時から若干おかしなテンションではあったけど、ガンガー(ガンジス川)があるバラナシについていっそう気持ちがワクワク。まずバラナシの街は非常に賑やかで空気もほこりまみれ・・・それから地面はうんこまみれ・・・生まれたてのうんことか軟らかいうんこ。最初に駅を降りた時には、動物園の匂いだわ・・・って感じた位。もしくは牧場や農場かな。発酵臭。
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ガンガー沿いの町並みは本当に迷路の様で、下手に進むとまったく引き返す事もままならない程。行き止まりにぶつかったり、牛にぶつかったり・・・はたまた可愛い子どもに出会ったり、美味しい屋台を発見したり。そんな事を何度も繰り返している内に、勘ってのが冴えてくるのね。そうすると、とりあえずここら辺って言うのでも、割と間違わずに進むことが出来る・・・時もあるw
沐浴をする為のガートには死を待つ部屋や火葬場がある。毎朝、日の出と共に感謝をしている目と鼻の先で、今日死ぬかもしれない人がただ佇んでいる。そしてそれが生活の一部だから・・・商売として声をかけてくる人もいる。ただインド人の面白い所は、チャイと言われるお茶をご馳走してくれたり、普通に話して別れたり。もちろん一度は物を売りたいオーラを出してくるんだけど、こっちが断れば顔色を変えずに分かってくれる。感情が薄いのかなって思ってみれば、今度はインド人同士が大声で喧嘩をしていたりするから不思議。
そうそう、それでガンガーで沐浴なんだけど・・・正直、本当の意味も知らずに興味本位で宗教だったり他人のより所に首を突っ込む事が、良い事なのかどうか分からず・・・これまで見てきた土地の良さが観光スポットになる事で違う形に変わってしまう事が何だか気持ち悪いのね・・・なんて、そんな事言っても観光客・旅人の一人には変わりはないけどさ。という言い訳で沐浴しませんでしたw
期待はずれだとは思いますが・・・ガンガーの水は東京の一般水の何十万倍の細菌がいて、肛門や傷口から進入するそう。水でパンパンに膨れた死体も流れていたし、興味本位では入れませんでした。
さて、こうして死と見詰め合った後に今度は性と見詰め合う為にカジュラホという街に移動しています。旅の途中聞いた話によると、石造やモニュメントだけでなく人もエロい土地だよという事なのでムフフですねw
それじゃ