モンゴル四日目 最終日

とりあえずモンゴル旅行記も終盤。
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エルデニゾーから車で2時間ほど、本日の宿も移動式ホテルゲル。
もちろん実際に住んでいる方がいる家に泊まる訳で、
ここでは初日の宿で一言二言かわした日本人と偶然に合流。
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これもまた旅の運命であり醍醐味。
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ドライバーのニマさんにお願いして、車で近くのお店までお酒を買いにいき、みんなでモンゴルの夜空のもと乾杯。そういえば3日いてビールを飲むのは2回目。酔ったまま近くの小山を駆け上がり、暇をもてあました遊びを、おなかを抱え笑い転げながら繰り広げる。その時に見た星空はまた一段と輝いていた様に感じた。

 

翌朝の冷え込みを見込んで、靴下をはいて寝る。その時には既におなかの調子も薬のおかげで治ってきていた。

 

さて、翌朝はラクダ乗りからスタート。

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ピーピーおなかを気にかけつつも2時間弱の乗駱駝。

その後、ママが作ってくれた朝食を食べ、ウランバートルへ戻る。
その合間に草原で、みんなで食べる最後のランチ。

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ホテルに戻り、ガイドのソブタやニマ、ママに本当に感謝を告げ、シャワーがついた大きな部屋を借りた。

4日ぶりに浴びたシャワーは最高。

 

だけど、そこから体調が一気にボゲーッとしはじめて。
ストリートチルドレンにiphoneを盗まれそうになるわ、夕食も喉を通らないほど意識が遠くに言ってしまうわで、モンゴル最終夜に思い出を語り尽くす事ができないまま気がついたら朝になっていた。

 

そして朝6時。空港まで見送ってもらい、帰国。

 

ぎゅぎゅっと凝縮したモンゴル生活を送り、見たい事ややりたい事、思っていた以上のものを体感する事ができて、それに携わってくれた人や笑顔で向き合ってくれた皆に感謝してもしきれない。

もちろんどんな事が起きたって良しとなるのだろうけど、正直今回以上のものは送れないと思う。

そう感じるほどに充実した体験であったし、また一つ国を知る事でこれからの糧になった。

生きているんだ、ピーピーだって楽しまなきゃね。

ではでは

モンゴル三日目 後半

 

さて、そんなこんなでワゴンはハラホリンへ。

地図で見るとこんな感じ…

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大きな地図で見る

 

日本の国土の4倍だけあってでかい。

5時間前後も移動したって変わらぬ景色に変わらぬ地平線。日本で言えば東京から大阪まで高速で移動した距離…モンゴルでは都心以外にあまりコンクリート舗装は見られず、砂利道や道なき道を進む事が多かったな。

 

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さて、ハラホリンではまずモンゴルの伝統芸能であるホーミーと馬の尾で作った楽器の演奏を聴きました。
ホーミとは、通常の倍の周波数で喉やら腹から音を出すという、まるで人間楽器。

演奏してくれるのは、地球の歩き方の1ページ目に載っているおっさん。
握手をした手は働き者の手だった。
ごつごつして指が太い。

名前は忘れちゃったけど、とりあえずおっさんの見事な演奏をどうぞ。

聴きながらうとうとしていたけど、何度もアンコールを受け入れてくれて良いおっさんでした。

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その後、世界遺産のオルホン渓谷でランチを食べた。

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なんでもこの場所は200年も前から遊牧民を象徴する場所であり、草原を見渡せる王座の座と称されてきたらしい。

その景観はまず日本にはない、雄大な大地、歴史を感じてしまうような空気が流れていた。

 

さて、その後はハラホリンでも世界有数の仏教施設であるエルデニゾーへ。

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いろんな神様がいて、いろんな考えがあって、それらを本気で信じて生きている人がいる。それが事実で現実で本物。理屈じゃなくて、言葉じゃなくてそこにあるものだと。

エルサレム以上の感動はないけど、やはり宗教をまとう環境は感慨深いなー。

 

はい、今日のところはここまで!
モンゴル旅も終盤へ差し掛かってきたところで、ぼくはおなかぴーぴーになる訳で…

ではでは。