さて、そんなこんなでワゴンはハラホリンへ。
地図で見るとこんな感じ…
日本の国土の4倍だけあってでかい。
5時間前後も移動したって変わらぬ景色に変わらぬ地平線。日本で言えば東京から大阪まで高速で移動した距離…モンゴルでは都心以外にあまりコンクリート舗装は見られず、砂利道や道なき道を進む事が多かったな。
さて、ハラホリンではまずモンゴルの伝統芸能であるホーミーと馬の尾で作った楽器の演奏を聴きました。
ホーミとは、通常の倍の周波数で喉やら腹から音を出すという、まるで人間楽器。
演奏してくれるのは、地球の歩き方の1ページ目に載っているおっさん。
握手をした手は働き者の手だった。
ごつごつして指が太い。
名前は忘れちゃったけど、とりあえずおっさんの見事な演奏をどうぞ。
聴きながらうとうとしていたけど、何度もアンコールを受け入れてくれて良いおっさんでした。
その後、世界遺産のオルホン渓谷でランチを食べた。
なんでもこの場所は200年も前から遊牧民を象徴する場所であり、草原を見渡せる王座の座と称されてきたらしい。
その景観はまず日本にはない、雄大な大地、歴史を感じてしまうような空気が流れていた。
さて、その後はハラホリンでも世界有数の仏教施設であるエルデニゾーへ。
いろんな神様がいて、いろんな考えがあって、それらを本気で信じて生きている人がいる。それが事実で現実で本物。理屈じゃなくて、言葉じゃなくてそこにあるものだと。
エルサレム以上の感動はないけど、やはり宗教をまとう環境は感慨深いなー。
はい、今日のところはここまで!
モンゴル旅も終盤へ差し掛かってきたところで、ぼくはおなかぴーぴーになる訳で…
ではでは。