HOW TO SNAP ⑤|一眼レフカメラを買う前に知っておきたいあれこれ

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 ヤマダ電機などのカメラ売り場に行くだけでも、沢山のカメラがあってどれが良くて何を選んだらいいのかまったく分からないかと思います。説明をうけても専門用語や数字が出てきて比較が難しい。

 そこで今回は、一眼レフカメラの概要を知って頂いた上で、何を選ぶべきかをプロカメラマンの現場意見を踏まえて説明しますので、迷っているならとりあえずこれだ!と意思決定につながれば幸いです。

 

 

一眼レフカメラとは…

 簡単に言うと本体(ボディ)とレンズを組み合わせて写真を撮るカメラの事を言います。撮影に使用するレンズと撮像面(フィルムもしくは固体撮像素子)の間に鏡(ミラー)を置き、実際に撮影されるイメージをファインダーを覗いて確認する事が出来ます。

 フィルムカメラ、デジタルカメラの両方に一眼レフカメラは存在し、20世紀中盤以降から現在に至るまで、レンズ交換可能なカメラの主流となっています。なお、一眼レフと異なる構造を持つカメラとしては、二眼レフカメラやレンジファインダー・カメラやミラーレス一眼カメラなどが挙げられ、構造は異なるが一眼レフ風の写真が撮れるカメラとして一般化してきました。

 

 一眼レフカメラの利点としては、撮影用レンズの交換をするだけでファインダー(覗き口)もそれに対応する事や、オートフォーカス機能の性能があがり、動体撮影時でも高精度に追従し続ける事が可能になりました。

 また欠点としては、反射鏡などの内部機器の分だけカメラ本体が大きく重くなってしまいます。また、撮影される瞬間には、レンズから入ってくる光をファインダーに届ける反射鏡が跳ね上がってしまうので、シャッターを押した瞬間にファインダーから向こうを見る事が出来なくなってしまいます。それに合わせ撮影時にミラー動作を伴うため、撮影時に振動とカシャ!と音が発生してしまいます。

 

 これらの特徴があるため、初期の一眼レフカメラは接写用、望遠用として使用されることが多かったという事です。現在では様々な機能が追加されただけでなく性能が比較できないほどに向上していますので、場面に合わせた設定やレンズ選びでイメージに合わせた撮影が可能になりました。

 

 さらに詳しく一眼レフカメラに興味がありましたら、色々見た中でも分かりやすかったコチラを参考にして下さい!

 

 

一眼レフの歴史…

 歴史については知らなくても写真は撮る事は出来ますが、知っている事で今後の一眼レフカメラの流れが見えてくるかと思います!

 

 そこで分かりやすくと説明してしまうと…

 1885年に一眼レフカメラが誕生しました。ミラーを内蔵しているため、大きく重たいカメラが、1900年代に入ると小型で、マニュアル操作が安易になりました。

 そして1960年代にはピントをオートで合せてくれる機能など徐々にオート機能が充実する様になりました。1990年代になるとキャノンから低価格かつ軽量の一眼レフカメラが発売となり復旧率が右肩上がりとなっていきます。

 

 その後、一眼レフカメラもデジタル化が進み、フィルムカメラではありえなかった、手ぶれ補正などデータで処理させてしまう機能などが追加されていき、データが大きくなっても処理できるソフトが一般的となった事で非常に綺麗な写真の撮影と保管が可能となりました。

 この波は2000年に入って急激に進んでいき、2008年以降にはニコンよりデジタル一眼レフカメラで映像撮影が可能となりました。様々なメーカーからもこぞって一眼レフ映像の機能が追加され、ミラーレスデジタル一眼レフカメラなど従来の写真を撮る仕組みが大きく変わってきています。

 

 さらに一眼レフカメラについて興味ある方は、wikipediaなどで勉強ください…専門用語が多すぎてチンプンカンプンですが…

 

 

一眼レフカメラを選ぶ…

 婚礼業界で長くやってきた(といっても様々な業界のカメラマンを面接してきました)プロ目線から、一眼レフカメラのメーカーを選ぶとしたら…Canon、Nicon、Pentaxです。婚礼業界のカメラマンが使用している割合で言うと…Canonが7割、Niconが2割、その他が1割です。現場での使いやすさ、レンズや小物の充実度からいってCanonを選んでおけば大丈夫です。

 ただ趣味でかっこよくやりたいだけなのであれば、TVCMを参考に格好から入るのもいいかとは思いますが…

 

 ぼくもメインはcanonです。正直なところ本当にカメラおたくレベルにならない限り、メーカーによって写真が違うなんて事は分かりません!デジタルになってカメラ設定で色味やシャープなど細かい設定で好みの写真を撮る事は可能ですし、もはやブランド力でしかないと思います。

 という事で、実際の商品(canon)で性能の違いや、それで出来る事などを参考に一眼レフを選んでみる事にしましょう。

 

【プロも使っているとても優秀な一眼レフカメラ】

CANON  EOS 5D Mark III

参考販売価格:約260,000円

 フルサイズなのでレンズの良さを最大限に魅せる事が可能。ISO感度も高いので暗闇でも非常に明るく画質も良く撮影ができます。価格も非常に高いので…これからはじめる方にはもったいないかもしれません。5D Mark2の後継機として性能が上がり、実際にフリーでカメラマンをされている方の多くが、この機種を使っています。

 

Canon  EOS 6D

参考販売価格:約145,000円

 こちらもフルサイズなのでレンズの良さを最大限に魅せる事が可能。ISO感度も高いので暗闇でも非常に明るく画質も良く撮影ができます。コストパフォーマンスからすると、上記のカメラよりこちらが断然オススメです。一眼レフカメラの中では小ぶりで軽く、持ち歩きなど便利です。また、無線LANで撮影データを瞬時にハードに飛ばす事が可能になりました。

 

Canon  EOS 7D

参考販売価格:約88,000円

 ISO感度が高く映像も撮れるカメラです。ただフルサイズではないので、レンズを活かしきる事は出来ません。レンズを選ぶカメラではありますが、そこを逆手に取ってレンズを装着する事でフルサイズよりも優位な撮影も可能です。プロの現場でも使用している方は時々見かけますが、現状は映像カメラマンの方が多く使っています。

 

 

 【プロは使わないけど一眼レフカメラとしては優秀】

 

Canon  EOS 60D

参考販売価格:約56,000円

 感度など性能はイマイチ。Kissは嫌だけど一眼が欲しい!という方に、趣味の幅で撮影をするならこれでOK !!ごく稀に昔ながらのプロカメラマンが使っているのを見ますが…価格以上に写真の善し悪しに差が出ます。

 

Canon  EOS Kiss X7

参考販売価格:約70,000円

 2013年4月に発売されたkissの新モデル。特徴である軽さと使いやすさは抜群ですが、これも性能は60Dとほぼ一緒。趣味の範囲でならば良いけど、素敵な写真が撮りたい!というのであれば、価格としてはもう少し頑張って7Dの購入をオススメします!!

 

 

 いかがでしょうか?

 やはりカメラの性能と金額は比例していて、レンズの性能を100%活かせるものになるとそれなり値段がします。しかし、安価なものに合わせてレンズを選ぶ事さえできれば、宝の持ち腐れになる事はないでしょう。

 

 ポイントとなる点としては、フルサイズである事とISO感度の限界値です。これによってファインダーから見える世界が変わるだけでなく、暗い場所などでも綺麗な写真になり撮影の幅が広がります。他の機能についてはマニュアル操作がある程度できれば必要ありませんし、どのメーカーや機種でも大げさに気にするほど違いはありません。

 最も、付属のレンズで満足な写真を撮る事は出来ません。安価なものからでも良いので、一眼レフカメラに合わせたレンズを選んで撮影を楽しんでほしいと思います。もし何かご質問があればコメント欄よりお願いします!

 

 という事で、次回は気になる『HOW TO SNAP ⑥|ボケ感を活かした写真を撮る為のオススメレンズ!』をご紹介します。

 

  旅と生活と写真|a_LIFE  菊川 貴俊