カメラマンの業界から敬遠されているウエディングという撮影

 様々な業界のフリーカメラマンの面接や現場でカメラマンと出会って話を聞くと、本当に「結婚式の写真が撮りたい」というカメラマンは半数程度でした。つまりあとの半数は極端に言うと「結婚式の写真撮影をしたくない」というカメラマンです。

 ではなぜ結婚式の撮影は敬遠されるのか、そしてそんな敬遠されている業界の門をわざわざ叩くのはなぜかをまとめます。まずは敬遠されている主な3つの理由から。

 

1. 結婚式という一生に一度の記録撮影の責任が重い。

 ウエディングキスシーンやケーキ入刀など結婚式にはメインイベントと呼ばれるシーンがいくつもあります。それらは主役のお二人を含めゲストの皆様にも心に残るシーンとなりますので絶対的にステキな一枚を撮らなければいけません。当然、移動していて撮り逃したりカメラの設定が合わずに真っ白のなったり、ピントが合わずボケた写真になってしまった…と言うのはNGです。

 最悪なのは寝坊して間に合わない、カメラが壊れて撮影できない、撮影後にデータが全部消えてしまったという事。ない事ではない話ですが、これら最悪を考えて常に撮影を行わなければいけません。

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