ぼくの自宅の家具には鉄製のものがありません。鉄ってどうしても冷たく堅いイメージをもってしまうので、ベットやPC台、ブラインドや大きな額まで、家電を除くすべてが木製の温かみあるものです。
ひとり暮らしを10年以上していると余計なものが排除され、ある程度こだわった家具や小物、植物に囲まれています。
さて、前置きはこれくらいにして、温かみを活かしながらも素朴で、とっても素敵な家具をみつけたのでご紹介します。
今回は、パリ郊外にある石材と木材を扱ったプロダクトやオブジェを展開している
「SDA DÉCORATION」
というブランドです。
よくある廃材を作り直した!というものは、良く見かけるし、何となくその部分に特化してしまって、それ以上インテリアとして素敵だなーと感じないものが多く感じています。
しかし、これから紹介するプロダクトは、非現実的な形とそこに最初からあったかの様な自然とを融合させて、インテリアとしてしっくりと馴染ませているところに惹かれます。
それでは、いくつか気になったものをご紹介します!!
【花瓶|VASE】
※ブランドを代表するプロダクト。とろりと自然に溶けたガラスが特徴の花瓶。
【洗面器|washbowl】
※生命力を感じるプロダクト。生かされているって毎朝感じられそうです。
【食器|tableware】
※サラダボールやキャンドル。テーブルもプロダクトとして扱われています。
【建築資材|building material】
※壁やソファもプロダクトとして扱っています。こんな温かみのある家って素敵。
オフィシャルページはフランス語なのだけれども、実際のアトリエの内覧が出来たり、上記以外のインテリアプロダクトも紹介されています。
また、東京で実際に買えるところ…僕が知るところでは、六本木ヒルズ内の『AGITO』(昨年までBLUSだった所)と青山の『CASSINA』。参考価格としては、大きめの木製のサラダボールが5,000円程度でした。
写真で見る素材感や形以上に、実際に手に取ってみると温かみと実用性を感じる事が出来ます。
家を設計するところから「SDA DÉCORATION」のプロダクトを取り入れてみたいなーと妄想中…
ではでは。
旅と生活と写真|a_LIFE 菊川 貴俊