昨年に家庭向けの3Dプリンターが販売されたり、拳銃が3Dプリンターで製造出来てしまったりと、数年前までは大手企業の工業製品を製造する為に使用されていた3Dプリンターの話題が徐々に身近なものになっています。
今回は3Dプリンターを使いアーティスト活動をされている「AKI INOMATA」さんの作品をご紹介させて頂きます。何事もアイデアとは言え、そこはやはりアーティスト!発想が実に面白く、見ている人をワクワクさせてくれます。年齢も近いので親近感も湧くし、分かりやすい作品ながらも見入ってしまう作品の数々。グループ展など数々の展示会を行っているそうです。
まずは大昔のインドで考えられていた世界の構造を示した絵画。
この絵画から発想を得て3Dプリンターで作られた作品がこちら。
これが実際に動くのだからとてもリアル。
次に代表作ともなっている、ヤドカリに「宿」を気に入ったら身につけてもらうと言う作品です。3Dスキャンしたヤドカリの「宿」を元にしてパソコン上でデザインを加えて3Dプリンターで製作する新しい「宿」。
宿には様々な国をイメージして作られているそうです。
詳しい展示等のプロフィールはこちらから。
ちなみに弊社とお付き合いを頂いております大手製本業者も今春より3Dプリンターを投入されるそうです。まずは人物から3Dで制作する事からスタートするとのお話でしたが、今まで想像でしかなかった空想が実物になるというワクワクは計り知れません。
弊社でも扱うかは未定ではありますが、いずれ工業製品を取っ払って作る事ができるこの技術を活かして制作物をご提案していきたいものです。